SPARKILLING

作家志望の発達障害/統合失調症者が展開する文章世界!

自己啓発をする方へお話ししたい事

 ラスト、と言われると心が揺れますよね。終わってしまうのか、と。でも、レイター、と言うのは「シーユーレイター」と言う例文がある様に、また会おうね、では続きがあるのだな、と思えます。更に、レイテスト、と言われたら、これは「最新」の意味。ラスト、は言葉の形で意味が逆へと変わって来るのです。ここが表現の楽しいところだ、と私は思います。

 

 そう言った訳で、私もレイテスト・ポートレイトの撮影に、先日、挑戦したのです。結果、最近はめっきり拒食気味の為、腕が見ていてラストだな、と思いました。けれども、皆さん、あくまでも私はレイターも執筆を続けます。そして、レイテストの文章を書こうと思っているのです。

 さて、勤務にドクターストップが掛かり、最早、執筆を行う事でしか一日の規則を整える方法が無くなってしまいました。しかもさっきは、転寝をしましたし。そこで見た夢は、と言うと。

・メールを受信する

内容「何も知らない障害者の方ですから、その話は来ると思っていました。文章についてですけれども、大丈夫ですか。センテンスとか分かります?」

・私の反応

心の声「何のこっちゃ。センテンスとか分かります?の文章から、センテンスの何について問うてる意味が分かんねえよ。しかも、最初の文章は明らかにこちらを蔑視しているだろ」

・結果

当方を舐め切った内容の為、メールを無視するか、不躾ですみませんが偏見と蔑視は辞めた方が良いと思いますよ、と返信しようかと思う

 多分、状況は違えど、この見方は私が今まで散々に不採用を食らっていた、企業採用選考にて交わされた感想だと思います。どうして当方は障害者と言うだけで、そこまで馬鹿にされてしまうのでしょう。自分の夢からその感想を引き出すのはやや、強引ですが、面接に行ったところではそう言った反応を取られました。

 別に私も人間ですから、何も知らない訳ではありませんし、いつも悲しんだり落ち込んだり、している訳でもありません。だから、他人に「あなたは幸せになれます」「決して不幸になるなんて有り得ません」とか言われると、こいつ何を抜かしとるんじゃ、と思います。そう言った自己啓発をされている方、多いですから。

 

 そう言った無責任な自己啓発に疑問を投じるべく、私は前出のポートレイトにて、ある物体を持ちました。こちらの紹介と説明をしましょう。

アルバム名:LOVE/HATE

アーティスト名:ART-SCHOOL

レーベル名:東芝EMI

 アートスクールのソングライター、木下理樹さんの書く詞の方が、無責任自己啓発よりも数億倍は私の心に響きます。少々、歌詞を転載。

 

いつから穴があいたっけ

何も感じなくなって

手を伸ばす、その度に指先は何も触れなくて

誰かを裏切る度に

これ以上はもうなんて

閉じたまま見た空

何か少し澄んでいた

("UNDER MY SKIN" LOVE/HATE M-10)

 

 アートスクールは、精神を苦しむ方が顕著に好むバンドだ、と言う話が流布している様です。それは自分の場合も当たっているので、何かを言及する事は出来ませんが、敢えて言うならば、「精神の苦しみと人生の絶望と、それから導き出される無理な上向きを、能天気な自己啓発人間よ、知るが良い」と言う事でしょう。その無理な上向きこそが、本当の自己啓発だと思います。何故ならば、きっちり苦しんだ上で、答を出しているから。

 多分、無責任に幸せや平和を自己啓発している人は、本当の苦しみとか、絶望を知らないからこそ、他人事として能天気にそう言った思想を書けるのでしょう。乱暴な決めつけですが、自殺未遂とリストカット、拒食、他を繰り返した私は、そう思います。私は少なくともそう言った事は書きませんし、書けません。

 

 他人の気持ちや情動は、他人のものです。

 自分が何か言及するべきではありません。

 例え、「楽にしてあげたい」と言う善意の下で発された啓蒙だとしても、苦しむ人間にとっては怒りしか買わないでしょう。

 そこを分かった上で、自己啓発をお願いします。

 

 私はそう言った恥ずかしい事を決して、しません。だから自分の書く文章で、幸せや平和、と言ったテーマを取り扱った事は無いのです。実感していなくて、分かってもいない無責任を他人に押し付けられるか!と思うからです。木下理樹さんみたいな歌詞を書けて、それを聴いて、考え込んで自分なりの答を出せたら、それこそを啓発すれば良いと思います。

 おお、真面目に書いてしまった。

 最近、無責任自己啓発サイトがやたら目に付いて、私の怒りを買っていたのです。どうやら反応して怒っている私は不幸らしい。本来は、無視すれば良いだけの話なのですが。

BGM:"NUM-AMI-DABUTZ" NUMBER GIRL

 ナンバーガールの最後のシングル曲。プロモーションビデオの彩色がやたら気持ち悪くて好きです。ドラムのアヒト・イナザワがドラムを叩かずに飛び跳ねまくったり、ボーカルの向井秀徳が謎の面を被ったまま暴れ回って最後は律儀にマイクをスタンドに戻したり、ベースの中尾憲太郎27歳と、紅一点でギターの田渕ひさ子は我関せず、と言わんばかりに演奏していたり、とにかく混沌とした映像です。これは才能の塊!福岡が誇るべき、歴史に残るバンド。無責任自己啓発にも、南無阿弥陀仏を唱えてやりたい。

 

※自分の別サイトより、文章を一部改訂して転載しました。

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お題「健康」