SPARKILLING

作家志望の発達障害/統合失調症者が展開する文章世界!

KOL ノックアウト・ラヴァー(改)

 ここ最近、私は物凄い頭痛と激闘を繰り広げている。結果は、十割で私の負け。完全に敗北を認め、睡眠薬と頭痛薬をセットで飲み、無理矢理に寝て逃げる。

 今回の記事は、その頭痛がどう言うものか、を自分で勝手に分析し、結論を出そうと言う目的により書かれるものだ。

 
1


 そもそも私はここ直近、自宅のアパートで荒れに荒れている。左手の人差し指の第二関節に青痣があるのだが、これは苛立ちの余りに拳を振り下ろしたら、物に当たって出来たものだ。記憶によると、この時は碌でも無い、いや寧ろ、碌、と言う言葉に失礼な程までにどうしようも無い、父親についてのフラッシュバックが私に起きていた。
「金で何でも解決出来ると思うのかクソ親父死ね!」
 叫びながら、私は苛立ちの余りに、自己も他者も破壊しつつある。
 以前、このブログにて友達を殆ど切りました、と言う話を書いたのだが、気持ちはその所為で荒れているとは到底に思えない。友達を切った経緯に関しては、頭の線が切れて当然、と当方は言いたい事情が有るので、彼等との付き合いについて今更に思う事はほぼ、無いのだ。
 その切った経緯、つまりは健常者と障害者の差異についての話の本質に、私は荒れているのだと感じる。


2

 

 健常者が障害者の本音なり、心情を勝手に論議して結論を出し、それを当事者に押し付ける。
 これが私の友達を切った経緯の本質なのだが、以上は気味が悪い位にこの社会にも溢れている、と思うのは私だけだろうか。
 精神科通院歴が十五年を超える自分なりに、見聞した事はある。その中には、医師も所詮は健常者だから、私達、障害者の事を本当は理解が出来ませんよ、と言う事実も含まれた。特に私は、他人を完全に拒絶する傾向があるので逆にそう見るのだが、理想論なり、綺麗事なり、希望観を持ち出して来る者こそがおかしい、そう言って良いと思う。陳腐だけれども好例として、詐欺ビジネスが挙げられる。あれは紛れも無く、理想、綺麗、希望の類で塗り固められた仕事だ。それに就いて生活を建てる人が居ると思うと、気の毒で居たたまられないが、当方はそのビジネスに勧誘された事がある。だからここでは否定させて貰う。
 そう言えば、私を以前から診ている心療病院の医師は、素直と言うべきか、露骨と言うべきか、こう言い残して去った事がある。
精神科医は賞金稼ぎみたいなものだよ」

 

3

 

 そう言った事を言われても、患者の当方はどう反応を取って良いのか分からない。けれども、最早、ここまで明確に物事を言ってくれた方が、私は気持ちが良いのだ。
 親父も、友達も、精神科も、詐欺ビジネスも、皆が賞金稼ぎだと思う。
 うちの親父は医療関係者なので、一回の診察で、私の時給の十倍以上は軽く凌駕して稼ぐ。その姿を見て育った為に、私は一人暮らしを始めた当初、金銭感覚が上手く持てなかった。家計簿を付けて、自分の収入状況を目の当たりにしてから、これではいけない、そう目が覚めたのだ。恐らく親父が私の経済状況を見たら、「この貧困娘はドブ攫いでもしていろ」とでも思うのでは無いだろうか。本当にドブに嵌まって流されそうなのは、先方の様に私は思うのだが。
 金銭と言う名の、ドブに。


4

 

 そう、私が荒れている根本は金銭問題にある。先日、住んでいる街の市役所から送られて来た、入院費限度額適用書類には「あなたは生活保護寸前の収入状況ですよ」と言う認定の印が押してあった。精神科医療に適用される自立支援医療制度も、同様の収入層に与えられる医療費限度額が設定されている。
 生活保護が悪いと言いたいのでは無い。その状況で生きている人々は沢山に居る。
 しかし、障害者と言う理由で収入状況が悪く、雇用もされない。この事実に私は大変なる憤怒を覚える。
 私に持論を押し付けて来る、健常者の友達は皆、普通に就職し、「仕事が疲れた」と言う贅沢を口にする人間だった。私はそれを聞く度にこう思ったものだ。
「言葉を吐く相手を間違えたな」
 私は就職を叶えたくても、大学時代から一回も採用選考が進んだ経験すら、無い。その人間の前で仕事の愚痴なり、報告なりを口にしてみろ。その嫉妬、とも言って良い感情の蓄積にて、私は鬱屈している。
 仕事が嫌だ、仕事をしたくない、こう言う仕事は辞めたい。
 思い返せば、特にそう言いたがる知り合いが居たものだが、彼は精神科作業所に来て作業に従事したら、如何に自分の仕事とやらの有難さが分かると思う。更に、その彼と一致する情報を最近、ネット上で見つけてしまった。彼は事ある毎に「仕事が嫌だ、死にたい」と私の神経を逆撫でする発言を行っていたのだが、あるページには、彼へと完全に一致する年齢と、職業遍歴と、川に飛び込んで自殺しようとした、と言う内容が掲載してあるのだ。
 これには驚いた。
 川に飛び込んで自殺、いつの時代の死に方なのだと。


5

 

 私はオーバードーズリストカットも首吊りも試しているのだが、死ねなかった。その経験は彼へと会った時、存分に伝えてあったのだが、彼はもしかしたらこう誤解したのかも知れない。
「大和さんはこう言った方法で死ねなかった。だったら俺は他の方法で死のう」
 大変に暗い話になってしまったが、私は今のところ、死ぬ予定は更々に無い。毎日の様に激烈な頭痛を遣り過ごし、夜にはアパートにて独り、「痛い痛い痛い痛い」と頭を抱えて叫んでいる。それでも、こうして文章を書く事に因り、何とか地獄から目を背けようと必死なのだ。川に飛び込んだ人間が、本当に知り合いなのかは定かでは無いものの、少なくとも彼より私はマシだと断言したい。
 因みに、そう言った報告を行っていると言う事は、その人は死ねなかったと解釈して良いのだろう。


6

 

 金銭に関して、私は、神経の逆撫でを行われた知り合いから、借りがある。返そうと思ったら、全通信アクセスブロックを既に食らった状態だった為、返すに返せず、私の預金口座に保管した。約八万円を。
 その知り合いは私に金を渡したり、川に飛び込んだり、最後に会った時は「俺、統合失調症だと思う」と言う驚くべき無遠慮な発言を行ったり、理解に苦しむ存在だった。だから別に、彼がこの世から消え去って八万円のみが残っても、それは私にとってラッキー、としか思わない出来事なのだ。
 但し、私の親父がこの内情を知ったら激怒し、金銭どころの話では無くなるだろう。この場合、私が彼から殺される事態を危惧した方が良い。
 それだけ私の人生と生活は、破綻している。
 友達と呑気に交流、などと言う時間なり余裕なりは、全く持って無いのだ。
 どうやら私の頭痛の原因は、自己と他者からの精神的影響にあるらしい。LINEを切って本当に良かったと思う。この状況で誰かと交信を取った場合、その相手へと物凄い悪連鎖を与えそうだ。
 人生の軌道を外れる覚悟で、これからこのブログを書こうと思う。