SPARKILLING

作家志望の発達障害/統合失調症者が展開する文章世界!

「モーニング・デイ・トリッパー」精神科病棟収容日誌(12)

収容第11日 2017/6/10

1


 今回は身体的な理由にて入院しているのだけれども、やはり自分は精神科に収容されるべき人間だ、と思う瞬間が存在する。
 それは、朝五時頃に目が覚め、起床時刻として決められた六時半まで、病床にて寝ながら色々と考える時だ。自分の過去・現在・未来の掛かっていた・掛かっている・掛かるだろう圧力から、潰されそうになる。

 
2


 私にはPTSD傾向も多少あるらしく、悪夢が毎晩に止まらない。大半は家族か勤務の内容で、今日は、父親が車検と修理の終わった私の軽自動車を強引に運転し、階段へと墜落させる、と言うものを観た。そこで私は父親を「こいつやっぱりどうしようもねーなー」「やっぱ死んだ方が良いんじゃね」「てか私に電気治療を施させたのはこいつだし」と呆れ果てながら傍観し、通り掛かった警察に彼の身柄を引き渡そうとする。
 けれども、警察からはこう言われた。
「あなたの御親族なので、連れて行けません」


3

 私は幾度も両親や弟、つまりは大和家の私以外の全員が死ぬ妄想を行い、楽しんでいる。そうすると自分は天涯孤独の身となる訳だが、それで構わない。実際にそう言った人間は存在するのだ。
 現実的にこの空想を叶えるには、「大和家一家惨殺事件」でも起こすのが手っ取り早い。しかし実行した場合、犯人の自分は真面な社会生活を営められなくなるのが分かる為、必死に抑止している。
 いつか家族全員にこの人生の苦しみと悲しみ、精神的圧力を分からせてやりたい。エリート層の皆さんは、このあらゆる意味での底辺人生に吃驚する事だろう。

 

4

 ところで、明々後日に退院すると言う、同じ病棟の女性に挨拶の手紙を書いた。私はルーズリーフ片面一枚に殴り書き、プラス推敲一回、そして清書、を経ただけだが、「やっぱり文章が違う」と彼女に言われた。
大和「どう言う事ですか?」
女性「作家さんが書く様な文章だと思いました!」
大和「へえ」
 多分、私の文章は綺麗に書けていたとしても、全く感情が滲み出して居ないと思う。逆に、荒れた文章、例えばカギカッコ内の台詞文になると感情が爆発し、汚いけれどもリアリティのある文章が書ける、気がする。これらはあくまで個人的な判断と主観だが。彼女への挨拶文は、前者のテンションで書いたのだろう。
 上の性質を小説で活かせないだろうか。地の文章は綺麗でも感情に乏しく、会話では汚くとも感情が爆発する。これは、テンションなりメリハリなりがアンビバレント状態となり、大変に面白そうだ。
 作家として「大和柚希」が踏み出すに当たり、上を実践したい。


小話

 六月に入って、梅雨にも突入したのだが、何故か晴天が続く。天気予報は外れ放しだ。予報しても当たらないのならば、意味は無いと思う。寧ろ、皆からの落胆を買うだけでは無いだろうか。
 もう迷惑なので、梅雨入りとか梅雨明けとかを止めて欲しい。この季節はうつ状態に陥って入院する患者が増えると言うが、私はその関係で病棟から押し出しを食らったら、逆に笑える。