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作家志望の発達障害/統合失調症者が展開する文章世界!

「被虐の家」毒親の子の成果ては何か

 精神科病棟現役収容患者、大和柚希です。今日と明日は外泊が許可され、自宅のアパートにてこの文書に向かっています。病棟での体験にて、私は色々を発見し、様々を諦めました。

 今回はその両方へと関連する話です。

 

絶賛家族統合失調中


 私は主治医と診察医、二名の医師が付いています。診察医と私は、今朝、私の入院している病棟にて話をしました。
「大和さんの入院は、今回、きちんと御両親に連絡してからだったの」
 いきなりに痛いところを突かれた質問をされ、私は正直なところ、焦ったのです。何せ、「明日から入院だから用意をして来る様に」と言われた突然の流れの為に、直接に話をしたのは母親だけでしたから。
父親とは何も話をしていません」
 私は白状しました。診察医は困った様な、難しく険しい表情を浮かべてこう言います。
「あなたの場合は、家族とのこれからの関係が人生のキーポイントになると思う」
 対し、こう返す私。
「私は家族を見限っています。何しろ電気ショックを受けさせられた事が大きいので」
「そうだろうけれども、味方は身近に居るべきだし、何せあなたが家族を持った時が心配だ」
「―はい。そうですね、私もそれは怖いです」
 これを読まれている方は、私が何を恐れているのか、を分かるでしょうか。

 

世界は金銭で出来ている

 私は父親も母親も憎い、と言うよりも関わりたくありません。人は、私の成育歴を過酷だ、とすら称します。自分では割り切っているつもりでも、病棟で他の患者さんに過去と現状を話した時は、沈黙された後に泣かれてしまいました。
 何か、殺伐としたものが私の中にはある様です。
 私が怖がっているのは、その「殺伐」。家族を持って子供が出来た時に、私はそれを子供に当てつけそうな気がして、怖い。だから自律神経失調症と言われて入院するまでに、就職に固執していたのです。他者に頼って生きる事を、私は決して良しとしません。私は自分を自分で建てたいと思うのです。
 どうやら父親が全く今回の入院に関与せず、口も出さないところを見ると、実家の側も当方が何を思っているのかを、察して来たのでは無いでしょうか。私はそれで良いと思います。けれども自分が自分を建てるには、金銭が要ります。世界は金銭で出来ているのです。
 障害者には年金しかありません。後は、多少の収入。障害年金を受給する為に、生涯に亘って精神科へと通う覚悟を括らなければならない。本当は私の嫌いな、精神科へ。

 

取捨

 私は発見の結果、自分には捨てるべきものが多い、と分かりました。それは妥協、と言ったレベルのものでは無く、諦観です。当方が完全に譲ります。生きる為に、自分が自分へとそうするのは何ともおかしな話なのですが、真面な経済や労働、家族生活が送られる見込みの無い私は、そうするのが現実的だと分かって来ました。
 だから本当に好きな人が出来ても、相手が私を理解してくれる可能性は大変に低いでしょう。大きく変だ、と書いて大変と書きますが、「ここまで大変そうな人も珍しい」と就労支援事業所長や医師も言うのです。
 更に、前出の診察医は「大和さんはいつか自殺してしまうのでは無いかと懸念する」とカルテに記載している、そう発しています。

 

「痛み中毒者」

 「何か」に圧し潰されて息が出来なくなる夜が、私に多々あります。これが自分なりの苦しみとか孤独と言うものでしょうか。よく分かりません。その時は
「もういいかなあ」
「やめちゃおうかなあ」
「死んで良いかなあ」
と思って、泣きます。人前では必死に涙を出さない自分が、見境も無く、泣くのです。それはとても醜い姿でしょう。
 うちの両親は毒親で、私へと与えたものは結果として、毒です。その子供が子供を持つと、「殺伐」か「諦観」しか与えるものが無いと思います。人間の精神に、解毒剤は無いのです。現実世界で私の事を褒める人間は変だと思います。その人は、自分と人間の本質を再考するべきです。
 このブログを読んで下さっている方は、きっと、それらが分かっているのでしょう。

 明後日からまた、私は病棟へと戻ります。