SPARKILLING

作家志望の発達障害/統合失調症者が展開する文章世界!

第六談 友人「もっと足掻けよ」―(2)不完全を振り回せ

ーあなたは自分を拾い上げる作業が、人生の課題だとも言っていましたね。
 はい。
ー他者を自分は救わない、と言っている、そう解釈して良いのですか。
 救わない、救えない、救いたくない。自分を放って誰かを救っても、虚しいだけですよ。
ー誰かを助けられる人は、余裕のある人なのでしょうね。
 私はそう思います。うちの両親とか、弟はそうで無いと言えるでしょう。だから、自己中心的だと。

 
ーあなたは、自分に余裕が無い事実を自覚している、とも言えますね。
 当たりです。常に一杯一杯で生きています。少し崩れたら、即座に全滅となりそうな。一触即発状態です。
ーどうしたら、基礎の凹凸に関係が無く、人間は生きられるのでしょうか。
 それは考えるべき事柄ではありませんよ。人間の差異とか、個性は凹凸にあります。これを取り払うと、人間も社会も面白くなくなる。逆に、つまらなさが加速しそうです。
ーでは、凹凸のある人こそが突出して面白いと言えますか。
 はい。この種別は正しく、奇人変人と言われるタイプです。更に、その中には天才と呼ばれる偉人が多く含まれる。
ーあなたは、自分を天才と呼ばれたいですか。
 はい。チェインソウを振り回したい欲望が先に来ますが、今は!